乾燥炉の緊急修繕工事・埼玉県

乾燥炉の緊急修繕工事

内部の鉄板がガスバーナーの熱により劣化しており、乾燥炉の外側に火が見えるほどの状態となっており、今すぐ火災になっていてもおかしくない状況でした。

作業前写真
バーナーの火が外側に見えている非常に危険な状態

発生機内部鉄板張替作業

発生機内部の鉄板は、長期間の使用によって徐々に劣化します。劣化が進むと、安全性や効率に影響を及ぼすため、早期の交換が重要です。

今回の修繕では、火災寸前の状況になっていいたため早急な対応が求められました。内部の鉄板をすべて新しいものに張替えました。この作業は高度な技術と経験にて対応することができました。

発生機外側の様子
床板張り替え作業
床板張り替え後
床板をボルトで固定
発生機内部の状態
発生機内部の状態

発生機床板補強材取付作業

発生機内部がガスバーナーの熱により、ぼろぼろの状態になっていました。内側の耐熱も解き破り外側から火を確認することができるほど危険な状態となっていました。

ガスバーナー直下にあるぼろぼろになった板をすべて取りはがし、下部及びその周囲を新しく鉄板にて応急処置をおこないました。

発生機内部の状態(熱で穴が空いている)
発生機内部がぼろぼろになっている
補強材の取り付け穴加工
鉄板の溶接作業
床板張り替え後
発生機内部の様子

試運転立会い調整

試運転では、修理箇所が正しく機能しているかどうかを確認し、必要な調整を行います。今回の試運転では、発生機の全体的な性能を確認し、最適な運転条件を設定しました。試運転に立ち会うことで、問題が発生した場合には即座に対応し、修繕効果を最大化することができます。

発生機の蓋取り付け後
バーナー試運転調整

担当者所感

今回の修繕工事と異常調査を通じて、発生機の性能が大幅に向上しました。特に内部鉄板の張替えと床板補強材の取り付けにより、安全性と耐久性が飛躍的に改善されました。試運転でも良好な結果が得られ、今後の生産活動においても安定した運転が期待されます。メンテナンスの重要性を再認識するとともに、引き続き高品質なサービスを提供していく所存です。

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