自吸式ポンプの交換取付工事(埼玉県三郷市)

塗装ブースの排気ファンは、安定した塗装環境を維持するために欠かせない設備です。今回は、ターボ水洗ブースに設置された自吸式ポンプの交換取付工事を実施しました。

自吸式ポンプ交換の重要性

塗装ブース内の水洗設備には、自吸式ポンプが不可欠です。このポンプが正常に機能しないと、塗装時のミスト除去が不十分となり、作業環境の悪化や仕上がり品質の低下を招く恐れがあります。

特に、長期間使用されたポンプは摩耗や内部劣化が進行し、吸引力の低下や異音、動作不良の原因になります。そのため、定期的な点検と適切なタイミングでの交換が求められます。

今回のメンテナンスでは、長年使用されたポンプを新品の自吸式ポンプへ交換し、ブースの排気性能を安定させることを目的としました。

既存自吸式ポンプの取外し作業

まず、既存の自吸式ポンプを取り外す作業を行いました。

主な作業手順は以下の通りです。

  1. 電源遮断と安全確認
    作業前に電源を完全に遮断し、ロックアウト・タグアウト(LOTO)を実施。安全第一の作業を徹底しました。
  2. 配管・ホースの取り外し
    経年劣化したホースや配管は慎重に取り外し、破損がないか確認。必要に応じて交換も実施しました。
  3. ポンプ本体の撤去
    固定ボルトを外し、慎重に既存ポンプを取り外しました。重量のある機器のため、持ち上げ作業には十分注意し、作業員二名体制で対応しました。

撤去後は、取り付け部の清掃を行い、新品ポンプの設置準備を整えました。

新品自吸式ポンプの取付作業

新しい自吸式ポンプを設置する際には、正確な位置決めと確実な固定が重要です。

取付手順

  1. ポンプの据え付けと固定
    既存の設置スペースに合わせて、新品ポンプを慎重に設置。ボルトでしっかり固定し、振動によるズレが発生しないよう調整しました。
  2. 配管とホースの接続
    事前に確認した配管とホースを適切に接続。継ぎ目の緩みや漏れが発生しないよう、締め付けトルクを適正に管理しながら作業を行いました。
  3. 電源の接続と確認
    電源を接続し、配線に損傷や異常がないか最終チェックを実施しました。

新品ポンプの設置が完了した後は、動作確認へと進みます。

異常点検作業と試運転調整

交換後のポンプが正常に動作するか、細かく点検を行いました。

確認項目
✔ 電源投入時の異音や異常振動の有無
✔ 吸引・排出の水量が仕様通りに確保できているか
✔ 接続部からの水漏れの有無

試運転では、塗装ブース内での水の流れを確認し、ポンプの性能が安定しているかチェックしました。必要に応じてバルブ調整を行い、最適な水流を確保しました。

調整完了後、問題がないことを最終確認し、作業を終了しました。

担当者所感

今回の自吸式ポンプ交換作業により、塗装ブースの水洗機能が正常に回復しました。

老朽化したポンプは吸引力の低下や異音の発生など、さまざまな不具合を引き起こします。そのまま使用を続けると、塗装品質の低下や作業環境の悪化を招くリスクがあるため、定期的な点検と早めの交換が重要です。

今後も、設備の安定稼働を維持するために、適切なメンテナンスを継続していきます。

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