ガスバーナーの更新工事を実施

ガスバーナーは乾燥炉の心臓部であり、その性能が塗装品質に直結します。最新のガスバーナーに更新することで、均一な温度分布を実現し、製品の仕上がりを向上させることが可能となります。

バーナ更新前
バーナ更新後

既存取付穴のタップの再加工

更新工事の過程で、既存のガスバーナー取付穴のタップが緩んでいることが判明しました。これにより、新たに8箇所の穴を開け直し、タップをかけ直す作業が必要となりました。タップが緩んだ状態では、ガスバーナーの固定が不十分となり、安全性が損なわれる可能性があります。
新しいタップを適切に施すことで、安全性と信頼性を確保しました。

バーナ取付穴タップ加工
バーナ取付作業

ガスバーナー更新後の試運転調整

試運転では、新しいバーナーが適切に動作するかどうかを確認し、必要な微調整を行います。この調整作業により、燃焼効率の最適化と、炉内温度の均一化が図られます。試運転調整は、最終的な製品品質を左右する重要なステップであり、経験豊富な技術者による細やかな作業が求められます。

ガス漏れ確認
フレーム電流値確認
昇温確認
バーナ燃焼状態確認

担当者所感

今回のガスバーナー更新工事では、安全性と効率性の向上を目指し、精密な作業を行いました。既存取付穴のタップ再加工は予期せぬ課題でしたが、チーム一丸となって迅速かつ正確に対処できました。新しいガスバーナーの導入により、乾燥炉の性能が大幅に改善され、製品品質の向上が期待されます。これからも安全第一で、高品質な設備メンテナンスを提供してまいります。

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